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3年越しの。 [レストラン]

グレイスワインも、4日から新年が始まりました!新年早々、会社に足を運んでくださったお客様、ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします!!

山梨ワイン業界の溜まり場と言えば、「カフェラトウーシェ」でした。
惜しまれつつ去年閉店してしまったのですが、元オーナー兼ソムリエの天野さんは、今、スローフード協会の山梨代表として、県産ワインや、県の特産品に力を入れています。
http://www.slowfood-koshu.net/

そんな天野さんが、渋谷のパルコで、山梨良品フェアをしていると連絡をもらったので、応援(邪魔?)しに行って来ました!

場所はパルコ1の8階です!
印伝(鹿の皮をなめし、漆で飾った山梨の工芸品)や、織物(富士吉田が有名です)、和紙(だいぶ少なくなりましたが、中富や、市川大門では生産されています)、山梨の水晶を使ったアクセサリー(水晶の研磨や、貴金属の宝飾の生産は、国内の7割を占めると言われています)などが販売されていました。

中には、一億円のダイヤモンド・鉄腕アトムが展示してあり、みなさん行列で写真を撮っていました(笑)

もちろん!!山梨の食材を使ったランチや、おつまみも、県産ワインと楽しむ事が出来ます。
グレイスからは、既に完売のグリド甲州や、グレイス甲州菱山畑などもグラスから飲めますので、良かったらぜひ足を運んでみてくださいね[るんるん]
天野さんは、狩りをするのですが、天野さんが打った雉や鴨もジビエとして楽しむ事が出来ますので、ぜひオーダーしてみてください[ぴかぴか(新しい)]


そして、ひさびさに東京の和食を楽しんできました!

もう3年以上前のことになるのですが、以前ワインスペクテーターの取材に通訳として同行したときに、初めて伺ったのが分けとく山。
「ワインが飲める和食レストラン」ということで、小笠原結花さんの下調べのもと、10件くらいご一緒したのですが、もう一度プライベートで行ってみたいと感じたのは、「小十」と「分けとく山」でした。

実は、このとき、ワインスペクテーターの取材に訪れていたのが、キレイで聡明なジェニーでした。
去年、アジア初のマスターオブワインとなり、彼女の本拠地香港ならずとも、ワイン業界の話題騒然になりましたよね!!
私自身、そんな風に素敵に知り合った方が、アジア最初のマスターオブワインになったということで、とっても嬉しいニュースでした。

話は戻るのですが、父が小十の奥田店主と親しかったので、その後も小十を訪れる機会には恵まれましたが、分けとく山はチャンスを逃していました。

今回は、栄養士の資格も持つ、料理大好き・フェルミエの犬田ゆりちゃんと、分けとく山を一緒しました。

突き出しは、すっぽんの鍋でした。小さな土鍋を一つ一つ火にかけていました。紅白の白玉が入っていて、お正月らしいお食事です。
鍋.jpg


かわいい船の中身も、おめでたい新春が詰まっていました。
船.jpg

お椀は白子焼き。繊細でした。
お椀.jpg

お刺身です。冬はお魚が美味しいですよね!寒ぶりが贅沢な厚さでした。
お刺身.jpg


磯好きなゆりちゃんのテンションが上がっていました(笑)あわびを肝のソースであえた物。
くわいも美味しく頂きました。奥手にあるのは、おまんじゅうで、肉まんの生地のような味で、蒸したものということでした。野菜も、おまんじゅうもソースをからめて食べるのがおすすめだそうです。
あわび.jpg


玉手箱のような中身。思わず甲州が欲しくなる品々でした。
おべんとう.jpg


天ぷらは、初物という筍と、ホタテ(あんきもが挟んでありました)、えびでした。筍は、とても甘みがありました。
えびは、あられで揚げてあり、食感がまたお正月らしい感じです。
天ぷら.jpg


ご飯は蟹ご飯でした。お腹はいっぱいでしたが、あまりにも美味しくて、おこげまで食べました。
日本人でよかったです(笑)
ご飯.jpg


デザートです。味も美味しいですが、椿の葉も趣深いです。
若草.jpg


評判は様々と聞きましたが、私は、少し余裕を残しつつ・・それでいて王道という、この感じが好きです。
寒い中、わざわざ外まで見送りに出てくださる野崎店主の人柄も伝わり、温かい気持ちになりました。
小十の奥田店主も素晴らしいお人柄なのですが、やはり、私はお料理をもてなしてくださる方の人柄も、すごく大切なような気がします。

ただ、私はこの日はシャンパンを選んだのですが、「シャンパンは何でも合う」とこれまで思っていた事が、覆されてしまいました。
どうしても、シャンパンのイースト香や、酸化的な香りが気になってしまい、途中から和食のイメージとは結びつかなくなってしまいました。
横に添えられた日本のハーブやみつば、磯の香りも、シャンパンからは程遠く、“もしこれがマーケテイングで日本人のほうが踊らされているのなら、寂しい事”と感じてしまいました。

・・・そう言えば、ゆりちゃんも気づいたときには、焼酎に移っていました(笑)



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