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垣根甲州を仕込みました! [甲州について]

[ぴかぴか(新しい)]ミサワワイナリーの仕込も後半の山場を迎えようとしています。

この時期は、毎日、深夜作業が続くため、なかなかブログをアップできなかったのですが、今日は、この感無量の想いを伝えたくて、PCを開きました[ぴかぴか(新しい)]

今日は、自社農園の垣根甲州を仕込んだ日。

一昨日、フジッコワイナリーの雨宮さんから電話があり、ちょうど垣根甲州の話をしたばかり。

雨宮さんも垣根甲州を育てています。

育てているとは言っても、穂木の選別や土地探し、栽培方法の確立に時間は要するもので、私たちの垣根甲州は、やっとスタートラインに立ったばかり。

「酵母何使う?シュール・リー何ヶ月する?」私が、今まで、他社のワインメーカーたちと交わして来た会話です。

農協から葡萄を買っているだけでは、同じ原料で、テクニックを競い合うだけです。

でも、雨宮さんと話していると、しっかりと未来を感じることができます。


「垣根甲州仕込んだよ。やっぱり、垣根甲州は、今年も糖度が高めだったよ!」

私は、その雨宮さんの電話からずっと、気分は既に自社の垣根甲州に飛んでいました。

収穫には父も駆けつけ、「ワイン用の葡萄を切っている感じがする」と一言。

今日の仕込みは、緊張と重圧でいっぱいいっぱい。
スタッフに助けられ、無事に果汁を取ることができました。

垣根甲州[ぴかぴか(新しい)]
垣根甲州.JPG


勝沼町・鳥居平地区の一文字仕立ての甲州を初めて見た時も、その顆粒の小ささに驚きましたが、垣根甲州はさらに凝縮しています。
甲州顆粒.JPG


未来に通じる甲州を造りたいと思っています。この先、果実味のある甲州を生むことができれば、「熟成する辛口甲州」も、夢でなくなるかもしれません。


ミサワワイナリーでは、繁忙期に、毎年国内、海外からセラーハンド(醸造のお手伝い)が訪れます。

今年は、10日間、東京から女性のソムリエールがお手伝いに来てくださり、その後は、約3週間、フランス人のソムリエにお手伝いいただきました。

今日は、そのフランス人の男の子の最終日。

実は、東京のソムリエールは、ミサワワイナリー初の女性セラーハンド。
女性がいると、ワイナリーがやはりきれいになりますね!スタッフの男の子たちがいつにも増して機嫌がいいのも、良かったです(笑)

フランス人のソムリエも、慣れない仕事ながら、すぐに順応してくれ、また力仕事にもご協力いただきました!
お疲れ様。頑張り抜いてくれて本当にありがとう[ぴかぴか(新しい)]











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