ぶどう農家の皆様との交流会に参加してきました！

勝沼ワイナリー協会主催の
ぶどう農家の皆様との交流会に
参加して来ました

前半部は、
大月の長谷部酒店の店主、
長谷部賢さんによるセミナー

テーマは
「栽培地から読み解く甲州種の地域特性」

賢さんは、
昨年全国ワインアドバイザー選手権で
優勝した
山梨のワインの伝道者でもあります



甲州が段々と、
勝沼から、山梨全体で、
国内全体で、
または海外で造られるようになり、
尺度がどんどん広がる中で、

農家とワイン産業と密接に繋がった
勝沼の現実を再発見するような
セミナーでした

後半部は、
農家の方々の懇親会

ワイン自体に興味がある農家さんが多いのは
嬉しいです・・・

「今は甲州がブームだけれど、
これから先も買い支えてもらえるのだろうか」という
農家さんの不安を実際に感じ、

やはり、この町の、
みんなで幸せになりたいという
想いを強くしました。


賢さんのセミナーでは、
ドイツで造られている
「ラインガウ甲州」の試飲も
あったのですが、
小売価格6300円の甲州です。

ある農家の方から、
「（一本6300円のワインを作るための）
1kg630円の葡萄を作るためには
何が足りないんでしょう」と
聞かれました

甲州で一本6300円という価格で
マーケットを動かせるかは別にして、

何か、嬉しかったです・・・

まだまだスタートラインの
交流会ですが、

もっともっと、この町の
ワイン産業には夢があるはず

良い葡萄で良いワインを造り、
街の人たちが元気になる、

勝沼で生まれ育った私にとっても
現実はここにあります。

派手な仕掛けなどいらない、
もっと生活に根差した部分で
持続的に努力していく大切さを
最近は実感することが多くなりました