ヴェローナの思い出 [海外のワイン]
先月末のことになりますが…
ロミオとジュリエットの舞台
としても知られる、イタリアの
ヴェローナへ行ってきました
まずは、イタリアワインのクイーン、
マリリーザがオーナーを務める
アレグリー二ワイナリーを訪問。
ルネサンス期の建築家、
ジュリオ・ロマーノによる
美しいワイナリー
50年以上の樹齢を持つ
古木が多いイタリアでは、
エスカと言われる
病害を防ぐため
細心の注意を払いながら
剪定を行います。
人間と似ているかもしれませんが、
ブドウの樹も年を取れば取るほど
病気にかかるリスクは
増えていきます。
その剪定作業を少し
実地研修させて頂きました。
アマローネの醸造所も
見学させてもらい、
その後は、ワイナリーに戻り、
白ワイン品種、
ヴェルメンテイ―ノの
ヴィンテージ別、垂直試飲を
させて頂きました
ヴェルメンテイーノは、
ヨーロッパのソムリエより
甲州に似ていると言われたことが
たびたびあったので、
私もとても興味深く、
特に古いヴェルメンテイ―ノの
熟成の仕方が印象深かったです。
今回は、世界のワイン業界の女性が
集う、マグナムクラブの
メンバーで訪問をしたのですが、
偶然にも、当日の11月25日は
女性を暴力から守る国際デーであり、
目の下を赤く塗って過ごすのだと
教えてもらいました。
マリリーザのご厚意で、
パスタ作りにも挑戦
夜は、イタリアのブドウ遺伝子学の
第一人者と言われる研究者より、
ワイン業界における
ゲノム編集の講義があり、
楽しい学びの一日でした。
翌日は、ヴェローナの
wine2wineというイベントで
スピーカーを務めさせて頂きました。
マスターオブワイン協会の
元会長でもある
リン・シェリフさんと
日本ワインについて
登壇いたしました
マグナムクラブのメンバーの
お話も、内容はもちろん、
スピーチの進め方にも
惹きつけられました。
私は、醸造家という職業では、
話が苦手でも
あまり困ることがないのですが、
甲州や、日本ワインについて
お話しできるチャンスが
いつもあるわけではないので、
マグナムクラブのメンバーに
少しでも近付けるよう
努力したいと思いました。
イベント会場では
ソアーヴェというワイン産地の
保護協会の女性と出会い、
講演の合間にソアーヴェまで
連れて行ってもらったことも
幸運でした
彼女は、甲州も飲んだことがあり、
グレイスワインのことも知っていて、
実家がグレイスワインだと話すと、
喜んでソアーヴェまで案内したいと
言って、車を出してくれたのです
ソアーヴェの土壌も
火山灰質だよと教えてもらいながら
ブドウ畑をめぐりました。
ソアーヴェという産地を
保護するために行っている
新しい取り組みを聞きながら、
私も賛同してくれる仲間を増やして
山梨のワイン産地形成のために
こういった経験を生かしていきたいと
切に思いました。
短い期間でしたが
とても刺激になった
イタリア出張でした。
ロミオとジュリエットの舞台
としても知られる、イタリアの
ヴェローナへ行ってきました
まずは、イタリアワインのクイーン、
マリリーザがオーナーを務める
アレグリー二ワイナリーを訪問。
ルネサンス期の建築家、
ジュリオ・ロマーノによる
美しいワイナリー
50年以上の樹齢を持つ
古木が多いイタリアでは、
エスカと言われる
病害を防ぐため
細心の注意を払いながら
剪定を行います。
人間と似ているかもしれませんが、
ブドウの樹も年を取れば取るほど
病気にかかるリスクは
増えていきます。
その剪定作業を少し
実地研修させて頂きました。
アマローネの醸造所も
見学させてもらい、
その後は、ワイナリーに戻り、
白ワイン品種、
ヴェルメンテイ―ノの
ヴィンテージ別、垂直試飲を
させて頂きました
ヴェルメンテイーノは、
ヨーロッパのソムリエより
甲州に似ていると言われたことが
たびたびあったので、
私もとても興味深く、
特に古いヴェルメンテイ―ノの
熟成の仕方が印象深かったです。
今回は、世界のワイン業界の女性が
集う、マグナムクラブの
メンバーで訪問をしたのですが、
偶然にも、当日の11月25日は
女性を暴力から守る国際デーであり、
目の下を赤く塗って過ごすのだと
教えてもらいました。
マリリーザのご厚意で、
パスタ作りにも挑戦
夜は、イタリアのブドウ遺伝子学の
第一人者と言われる研究者より、
ワイン業界における
ゲノム編集の講義があり、
楽しい学びの一日でした。
翌日は、ヴェローナの
wine2wineというイベントで
スピーカーを務めさせて頂きました。
マスターオブワイン協会の
元会長でもある
リン・シェリフさんと
日本ワインについて
登壇いたしました
マグナムクラブのメンバーの
お話も、内容はもちろん、
スピーチの進め方にも
惹きつけられました。
私は、醸造家という職業では、
話が苦手でも
あまり困ることがないのですが、
甲州や、日本ワインについて
お話しできるチャンスが
いつもあるわけではないので、
マグナムクラブのメンバーに
少しでも近付けるよう
努力したいと思いました。
イベント会場では
ソアーヴェというワイン産地の
保護協会の女性と出会い、
講演の合間にソアーヴェまで
連れて行ってもらったことも
幸運でした
彼女は、甲州も飲んだことがあり、
グレイスワインのことも知っていて、
実家がグレイスワインだと話すと、
喜んでソアーヴェまで案内したいと
言って、車を出してくれたのです
ソアーヴェの土壌も
火山灰質だよと教えてもらいながら
ブドウ畑をめぐりました。
ソアーヴェという産地を
保護するために行っている
新しい取り組みを聞きながら、
私も賛同してくれる仲間を増やして
山梨のワイン産地形成のために
こういった経験を生かしていきたいと
切に思いました。
短い期間でしたが
とても刺激になった
イタリア出張でした。
2018-12-28 13:14
アジアのワイン! [海外のワイン]
明野もいよいよ萌芽が始まりました
春ですね
明日から大型連休という方も
多いのかな??
グレイスワインは、GW中も
ワインショップのみ
営業しております
発送はお休みになりますので、
業者の皆さま、
どうぞよろしくお願いいたします。
ワイナリーにお越しいただける皆様には
明野のワイナリーショップは
休業しておりますので、
どうぞ勝沼のグレイスワインサロンへ
お越しください
「グレイス甲州 菱山畑 2016」
「グレイス甲州 鳥居平畑 2016」
など、新ヴィンテージの甲州も
5月1日より発売いたします
是非テイスティング
されてくださいね
さてさて、先週のことになりますが、
Asian Wine Festivalにて、
「グリド甲州 2015」が
有り難く白ワイン第一位を頂き、
弾丸香港に行ってまいりました
そこで、アジアワインのみの
ガラディナーに参加
今や、世界八位のワイン生産量を
誇る中国、
特にNingxia地区のワインは
急成長を遂げていますが、
中国のみならず、
バリやイスラエル
(中東は、ワインコンクールなどでも
アジアと同カテゴリーに
入れられることが多々あります)
アジアにこんな素晴らしいワインが
あるなんて...
うかうかしていられないなと
思いました
香港は、アジアワインの
中心になりましたね…
もう一つ感じたのは、
アジアのワイナリーですが、
オーナーが投資家の方々など、
規模が非常に大きいです。
私たちのような日本の家族経営の
ワイナリーが
その中でどう道を作っていくのか
考えさせられました。
春ですね
明日から大型連休という方も
多いのかな??
グレイスワインは、GW中も
ワインショップのみ
営業しております
発送はお休みになりますので、
業者の皆さま、
どうぞよろしくお願いいたします。
ワイナリーにお越しいただける皆様には
明野のワイナリーショップは
休業しておりますので、
どうぞ勝沼のグレイスワインサロンへ
お越しください
「グレイス甲州 菱山畑 2016」
「グレイス甲州 鳥居平畑 2016」
など、新ヴィンテージの甲州も
5月1日より発売いたします
是非テイスティング
されてくださいね
さてさて、先週のことになりますが、
Asian Wine Festivalにて、
「グリド甲州 2015」が
有り難く白ワイン第一位を頂き、
弾丸香港に行ってまいりました
そこで、アジアワインのみの
ガラディナーに参加
今や、世界八位のワイン生産量を
誇る中国、
特にNingxia地区のワインは
急成長を遂げていますが、
中国のみならず、
バリやイスラエル
(中東は、ワインコンクールなどでも
アジアと同カテゴリーに
入れられることが多々あります)
アジアにこんな素晴らしいワインが
あるなんて...
うかうかしていられないなと
思いました
香港は、アジアワインの
中心になりましたね…
もう一つ感じたのは、
アジアのワイナリーですが、
オーナーが投資家の方々など、
規模が非常に大きいです。
私たちのような日本の家族経営の
ワイナリーが
その中でどう道を作っていくのか
考えさせられました。
2017-04-28 15:30
ハンギングロックワイナリー [海外のワイン]
オーストラリアの
ヴィクトリア州にある
ハンギングロックワイナリーの
ジェネラルマネージャー
Ruthさんと、
お友達のワイン専門家
高橋佳子さんが
ミサワワイナリーを
訪ねてくださいました
醸造期であっても、
やっぱり生産者の方と
お友達の訪問は
嬉しいものですね・・・
海外の生産者の方とお話すると、
その国や産地のお話も
興味深いですが、
お互いに行ったことや
働いたことのある
海外の産地について、
日本のワイナリーに生まれた
私はこう思ったけれど、
オーストラリアのワイナリーに生まれた
彼女は、全く違う観点で
見ていることがあるので、
驚きと発見です
甲州は特に
興味深そうに
ご覧になっていました
甲州の前だと、ついつい
笑顔になっちゃうなあ・・・(笑)
帽子がボロボロ・・・
今年こそ帽子を買い換えよう(笑)
ワイナリーの萩が、
今年もきれいに咲いています・・・
慎ましく、力強く、
一番好きな花の1つかも・・・
私の中では、
萩と甲州のイメージ、
ちょっと似ています
今、オーストラリアで
最も熱い産地、ヴィクトリア。
若い造り手たちや、
冷涼な産地に注目が集まっています
市場に世界一敏感と言われる
オーストラリアの造りには
いつ行っても新しい発見があります
ハンギングロックワイナリーでは、
伝統方式スパークリングも
力を入れているそうで・・・
勉強させて頂きたいなぁ・・・
次回、オーストラリアへ
行く楽しみが
また1つ増えました
ハンギングロックワイナリーの
詳細はこちらです
http://www.vaiandcompany.com/victoria/hanging-rock-winery-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC/
ヴィクトリア州にある
ハンギングロックワイナリーの
ジェネラルマネージャー
Ruthさんと、
お友達のワイン専門家
高橋佳子さんが
ミサワワイナリーを
訪ねてくださいました
醸造期であっても、
やっぱり生産者の方と
お友達の訪問は
嬉しいものですね・・・
海外の生産者の方とお話すると、
その国や産地のお話も
興味深いですが、
お互いに行ったことや
働いたことのある
海外の産地について、
日本のワイナリーに生まれた
私はこう思ったけれど、
オーストラリアのワイナリーに生まれた
彼女は、全く違う観点で
見ていることがあるので、
驚きと発見です
甲州は特に
興味深そうに
ご覧になっていました
甲州の前だと、ついつい
笑顔になっちゃうなあ・・・(笑)
帽子がボロボロ・・・
今年こそ帽子を買い換えよう(笑)
ワイナリーの萩が、
今年もきれいに咲いています・・・
慎ましく、力強く、
一番好きな花の1つかも・・・
私の中では、
萩と甲州のイメージ、
ちょっと似ています
今、オーストラリアで
最も熱い産地、ヴィクトリア。
若い造り手たちや、
冷涼な産地に注目が集まっています
市場に世界一敏感と言われる
オーストラリアの造りには
いつ行っても新しい発見があります
ハンギングロックワイナリーでは、
伝統方式スパークリングも
力を入れているそうで・・・
勉強させて頂きたいなぁ・・・
次回、オーストラリアへ
行く楽しみが
また1つ増えました
ハンギングロックワイナリーの
詳細はこちらです
http://www.vaiandcompany.com/victoria/hanging-rock-winery-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%BC/
2014-09-08 16:08
微笑みの国のワイン [海外のワイン]
タイへ来てからは、
イベントに追われていたのですが、
どうしても訪ねたい場所があり、
先方におねだりをしてしまいました・・・(笑)
タイのスーパーワイナリーの
「GranMonte」
ここで、友人の女性醸造家が
ワインメーカーとして働いています
ワインメーカーのニッキーとは、3年ほど前、
プロモーションで来日しているときに
初めて出会ったのですが、
アジアで数少ない女性醸造家どうしということや、
彼女自身もまたワイナリーの後継者であることで
意気投合し、
山梨まで遊びに来てくれました
私も、いつかニッキーのワイナリーに
行ってみたいと思っていました
今年のジャパンワインチャレンジで、
グレイスワインは、有難く
金賞と、最優秀日本ワイン賞を
いただきましたが、
ニッキーの造る
「Heritage Shirah 2012」もまた、
金賞と、最優秀タイワイン賞を
受賞しています
タイのブドウ栽培では、
雨季と乾季のトロピカルクライメイト
に合わせたキャノピーマネージメントが
行なわれます。
葡萄が冬眠しないので、
ニッキーのところでは、
剪定は、4月と9月の2回、
収穫は、2月の一回のみです。
ブラジルのように、
トロピカルクライメイトでも
一年に2回の収穫をする地域もあり、
オーストラリアのアデレード大学醸造学部を
卒業したニッキーは、
葡萄栽培学の権威、リチャードスマート博士と、
2回の収穫をする研究も行なっています
ワイナリーでも、
ニッキーのアイデアが光ります
風を使って、未熟果や、
葉っぱなどを吹き飛ばす
選果台の「ミストラル」
赤ワイン用のタンクには、
オートマティックのピジャージュが
ついています。
毎年、酒質を上げる努力をしながら、
新しいことにも挑戦しているニッキー。
これは、試作中のクレマンだそうです。
品種はシュナンブラン。
どれくらいの圧力がふさわしいか
分からないので、
3種類くらい試していると言っていました
9月には、ロワールのワイナリーで
研修も予定しているニッキー
「家にもうちょっといなさい」と
家族からは言われるそうですが・・・(笑)
「でも、もう何年かしたらできないから、
今やっておきたいよね」
とニッキーは笑って言います。
私もよく言われたので分かります!
悲しいかな、30代になると、
フライングワインメーカーの数って
すごく減る気がします・・・。
ニッキーのシュナンブラン、
ヴィオニエなどを
テイステイングさせていただきました
残糖の少し残るシュナンブランは、
スパイシーなお料理に合いそうですし、
ヴィオニエは、品種の個性も、
ニッキーの個性も感じられる魅力的なワイン
この日もたくさんのカメラの中で、
取材を受けていたニッキーですが、
タイという難しい気候の中で、
知識を生かし、
新しいトライアルを繰り返し、
毎年向上していく彼女を見て、
決意のようなものを感じました
もちろん、その裏にある
努力や、孤独は大きいと思いますが、
タイのワイン業界さえも
変えてしまうのではないかというくらい
力強いものでした
イベントに追われていたのですが、
どうしても訪ねたい場所があり、
先方におねだりをしてしまいました・・・(笑)
タイのスーパーワイナリーの
「GranMonte」
ここで、友人の女性醸造家が
ワインメーカーとして働いています
ワインメーカーのニッキーとは、3年ほど前、
プロモーションで来日しているときに
初めて出会ったのですが、
アジアで数少ない女性醸造家どうしということや、
彼女自身もまたワイナリーの後継者であることで
意気投合し、
山梨まで遊びに来てくれました
私も、いつかニッキーのワイナリーに
行ってみたいと思っていました
今年のジャパンワインチャレンジで、
グレイスワインは、有難く
金賞と、最優秀日本ワイン賞を
いただきましたが、
ニッキーの造る
「Heritage Shirah 2012」もまた、
金賞と、最優秀タイワイン賞を
受賞しています
タイのブドウ栽培では、
雨季と乾季のトロピカルクライメイト
に合わせたキャノピーマネージメントが
行なわれます。
葡萄が冬眠しないので、
ニッキーのところでは、
剪定は、4月と9月の2回、
収穫は、2月の一回のみです。
ブラジルのように、
トロピカルクライメイトでも
一年に2回の収穫をする地域もあり、
オーストラリアのアデレード大学醸造学部を
卒業したニッキーは、
葡萄栽培学の権威、リチャードスマート博士と、
2回の収穫をする研究も行なっています
ワイナリーでも、
ニッキーのアイデアが光ります
風を使って、未熟果や、
葉っぱなどを吹き飛ばす
選果台の「ミストラル」
赤ワイン用のタンクには、
オートマティックのピジャージュが
ついています。
毎年、酒質を上げる努力をしながら、
新しいことにも挑戦しているニッキー。
これは、試作中のクレマンだそうです。
品種はシュナンブラン。
どれくらいの圧力がふさわしいか
分からないので、
3種類くらい試していると言っていました
9月には、ロワールのワイナリーで
研修も予定しているニッキー
「家にもうちょっといなさい」と
家族からは言われるそうですが・・・(笑)
「でも、もう何年かしたらできないから、
今やっておきたいよね」
とニッキーは笑って言います。
私もよく言われたので分かります!
悲しいかな、30代になると、
フライングワインメーカーの数って
すごく減る気がします・・・。
ニッキーのシュナンブラン、
ヴィオニエなどを
テイステイングさせていただきました
残糖の少し残るシュナンブランは、
スパイシーなお料理に合いそうですし、
ヴィオニエは、品種の個性も、
ニッキーの個性も感じられる魅力的なワイン
この日もたくさんのカメラの中で、
取材を受けていたニッキーですが、
タイという難しい気候の中で、
知識を生かし、
新しいトライアルを繰り返し、
毎年向上していく彼女を見て、
決意のようなものを感じました
もちろん、その裏にある
努力や、孤独は大きいと思いますが、
タイのワイン業界さえも
変えてしまうのではないかというくらい
力強いものでした
2013-08-25 16:05
ティラージュ [海外のワイン]
シャンパーニュで
この時期行なわれる
最も大事な作業の一つが、
ティラージュと呼ばれる
瓶詰めです
アルコール発酵が終わった
ベースワインに、酵母と、砂糖を入れ、
瓶内での二次発酵を始める
作業です
シャンパンの伝統と思想を
知ることと同様、
シャンパーニュへ来て、
ぜひ学びたかった作業の一つです
葡萄が良く、
骨格がしっかりしていること、
瓶内の熟成が長く、
複雑味を持っていること、
ももちろん大切ですが、
瓶内できれいに発酵するか
どうかというのは、
酒質にかかわってきますので、
シャンパン製法にとって、
最もテクニカルなところかもしれません
添加する砂糖の量は、24g/L
酵母がこの砂糖を食べ切り、
大体6気圧のスパークリングになります。
砂糖を入れると言っても、
その程度のものですし、
また、一度ワインになっているものを、
もう一度発酵させるという、
アルコールに弱い酵母にとっては、
ストレスの多い環境の中での発酵になります。
そのため、何日かかけて、酒母を少しづつ
丁寧に添加するのが一般的です。
Pied de Cuveと言われる酒母。
瓶内二次スパークリングの造りは、
ステイルワインの造りと比べ、
よりテクニカルだと感じています。
その中でも、ニコラを見ていて、
クールだなと思うのは、
流行に流されず、
普遍的なワイン造りを
追い求めているところでしょうか・・・
ワイナリーにはソーラーパネルを設け、
雨水を再利用し、
減農薬、殺虫剤を使わないように、
自然を尊重していますが、
特にそれを主張する感じでもありません
造りの哲学をマーケテイングに使うのは
苦手だと言います。
先日、農薬をまいている
ある農家に会った時、
「今、撒いたって何の意味もないし、
みんなが環境問題について真剣に
取り組んでいるのに・・・」と怒っていたニコラ。
ニコラみたいな醸造家が、
一番強いんだろうな・・・と
一緒に働いていて思います
GW真っ最中の日本と思いますが、
フランスも、来週半ばから
連休へ突入します
ティラージュを終えた
ニコラと、ニコラのご家族も、
オフシーズンの春を利用して、
バカンスへ行くとのこと
私も、その時期に合わせて
いよいよ帰国することにしました
帰国前には、ブルゴーニュに住んでいる
「お母さん」の顔を見に行き、
輸出を始めたイタリアに寄り、
日本へ向かいます
二ヶ月半の研修が終わりに近づいた今、
タスマニア、シャンパーニュ、
全ての経験に心から感謝しています
この時期行なわれる
最も大事な作業の一つが、
ティラージュと呼ばれる
瓶詰めです
アルコール発酵が終わった
ベースワインに、酵母と、砂糖を入れ、
瓶内での二次発酵を始める
作業です
シャンパンの伝統と思想を
知ることと同様、
シャンパーニュへ来て、
ぜひ学びたかった作業の一つです
葡萄が良く、
骨格がしっかりしていること、
瓶内の熟成が長く、
複雑味を持っていること、
ももちろん大切ですが、
瓶内できれいに発酵するか
どうかというのは、
酒質にかかわってきますので、
シャンパン製法にとって、
最もテクニカルなところかもしれません
添加する砂糖の量は、24g/L
酵母がこの砂糖を食べ切り、
大体6気圧のスパークリングになります。
砂糖を入れると言っても、
その程度のものですし、
また、一度ワインになっているものを、
もう一度発酵させるという、
アルコールに弱い酵母にとっては、
ストレスの多い環境の中での発酵になります。
そのため、何日かかけて、酒母を少しづつ
丁寧に添加するのが一般的です。
Pied de Cuveと言われる酒母。
瓶内二次スパークリングの造りは、
ステイルワインの造りと比べ、
よりテクニカルだと感じています。
その中でも、ニコラを見ていて、
クールだなと思うのは、
流行に流されず、
普遍的なワイン造りを
追い求めているところでしょうか・・・
ワイナリーにはソーラーパネルを設け、
雨水を再利用し、
減農薬、殺虫剤を使わないように、
自然を尊重していますが、
特にそれを主張する感じでもありません
造りの哲学をマーケテイングに使うのは
苦手だと言います。
先日、農薬をまいている
ある農家に会った時、
「今、撒いたって何の意味もないし、
みんなが環境問題について真剣に
取り組んでいるのに・・・」と怒っていたニコラ。
ニコラみたいな醸造家が、
一番強いんだろうな・・・と
一緒に働いていて思います
GW真っ最中の日本と思いますが、
フランスも、来週半ばから
連休へ突入します
ティラージュを終えた
ニコラと、ニコラのご家族も、
オフシーズンの春を利用して、
バカンスへ行くとのこと
私も、その時期に合わせて
いよいよ帰国することにしました
帰国前には、ブルゴーニュに住んでいる
「お母さん」の顔を見に行き、
輸出を始めたイタリアに寄り、
日本へ向かいます
二ヶ月半の研修が終わりに近づいた今、
タスマニア、シャンパーニュ、
全ての経験に心から感謝しています
2013-05-04 00:50
あるシャンパーニュの一日 [海外のワイン]
お客様から、
「ぜひ研修中の一日をブログでアップしてください」
という有難いメッセージをいただきましたので、
早速書いてみたいと思います
朝
8時10分前に出社します
まずは畑へ・・・
病気にかかってしまった樹や、
死んでしまった樹の植え替えです
ピノノワールの苗
棒を使って植え替えていきます
石灰の足りないところへは
石灰をまき、
土壌を改良します
12時になる頃、
畑の近所のレストランへ・・・
レストランと言っても、
村の栽培家たちが集まる食堂
前菜とデザートは取り放題(笑)
メインは、今日は牛肉の煮込みです
お昼休憩は、さすがフランス・・
一時間半くらいとります(笑)
オーストラリアでは、
ヴィンテージ中というのもあったのでしょうが、
お昼休憩は、30分取れればいいほうだったので、
フランスに来たな~という感じがします
ピノノワールの葉っぱも
出てきたよ
ここからは、緑一面の畑になるまで
きっと早いですね・・・
ニコラに、リザーブワインの
ウイヤージュ(めつぎ作業)を頼まれたので、
いったん醸造所に戻ります
ヴィンテージにむらのある
シャンパーニュでは、
リザーブワインとして、
その年の何割かのワインを、
瓶詰めせずに保管し、
収量の少ない年に備えます。
先日、試飲会に参加したとき、
今、「ソレラシステムで、
リザーブワインを保管しています」という
生産者が多かったのですが、
ちょっとした商業的な言い方の流行のようです。
ニコラは、ソレラは利用せず、
それぞれのロットに細かく分けて
リザーブワインを保管しています。
一日の作業が終わるのは、17時半です
6年もの間、春は
南半球に醸造に行っておりましたので、
久しぶりの「春」を味わっています
植えたばかりの葡萄の樹に
しっとり降る春の雨
春は優しいですね・・・
春を感じられて、
とても幸せです
「ぜひ研修中の一日をブログでアップしてください」
という有難いメッセージをいただきましたので、
早速書いてみたいと思います
朝
8時10分前に出社します
まずは畑へ・・・
病気にかかってしまった樹や、
死んでしまった樹の植え替えです
ピノノワールの苗
棒を使って植え替えていきます
石灰の足りないところへは
石灰をまき、
土壌を改良します
12時になる頃、
畑の近所のレストランへ・・・
レストランと言っても、
村の栽培家たちが集まる食堂
前菜とデザートは取り放題(笑)
メインは、今日は牛肉の煮込みです
お昼休憩は、さすがフランス・・
一時間半くらいとります(笑)
オーストラリアでは、
ヴィンテージ中というのもあったのでしょうが、
お昼休憩は、30分取れればいいほうだったので、
フランスに来たな~という感じがします
ピノノワールの葉っぱも
出てきたよ
ここからは、緑一面の畑になるまで
きっと早いですね・・・
ニコラに、リザーブワインの
ウイヤージュ(めつぎ作業)を頼まれたので、
いったん醸造所に戻ります
ヴィンテージにむらのある
シャンパーニュでは、
リザーブワインとして、
その年の何割かのワインを、
瓶詰めせずに保管し、
収量の少ない年に備えます。
先日、試飲会に参加したとき、
今、「ソレラシステムで、
リザーブワインを保管しています」という
生産者が多かったのですが、
ちょっとした商業的な言い方の流行のようです。
ニコラは、ソレラは利用せず、
それぞれのロットに細かく分けて
リザーブワインを保管しています。
一日の作業が終わるのは、17時半です
6年もの間、春は
南半球に醸造に行っておりましたので、
久しぶりの「春」を味わっています
植えたばかりの葡萄の樹に
しっとり降る春の雨
春は優しいですね・・・
春を感じられて、
とても幸せです
2013-05-02 00:28
植え替え [海外のワイン]
パリ経由でいよいよシャンパーニュへ入りました
パリでは、ある雑誌社の方から、
取材を受けました
甲州も、フランスへ知られるように
なったのだなあ・・・と感慨深いものがありますが、
実際に、甲州を理解してもらえるのには、
時間がかかる気がします。
それでも、同じようにワインを生産している国として、
通じ合うものはあるように思います
シャンパーニュに到着して、
最初の2日間は、
大きな試飲会があったので、
参加させていただきました
一つは、Ay、
もう一つはランスの二つ星
「レクイエール」で行なわれたのですが、
どちらも、ヴァン・クレール
(瓶内二次発酵前のワイン)が
試飲できたのが、面白かったです
ベースワインがどれだけ大切か
感じ入りました
そして、今日は、研修先の
「マイヤール」の醸造家の
ニコラと、畑の植替えに行きました
Bouzyに位置する
6畝ほどの小さな区画です。
ここに、まずは、
1m20×1m10の間隔で
杭を打っていきます。
二人だけだったので、
今日は杭を打つだけで
終わってしまいました
ただ、最低でも
植樹して40年は、
ワインを造ることを考えると、
最初に丁寧に土台を作っておく事は
大切だと思います。
ニコラには、1歳になる男の子がいます
杭を植えながら、
ついニコラの息子・カミーユの
話になります
40年後、この畑からできる葡萄を
仕込んでいるのは、
きっとカミーユなんだろうなと思うと、
やはりワイン造りはいいものだなと
思いました
暑くもなく、寒くもなく、
風もあり、作業日和の一日でした
パリでは、ある雑誌社の方から、
取材を受けました
甲州も、フランスへ知られるように
なったのだなあ・・・と感慨深いものがありますが、
実際に、甲州を理解してもらえるのには、
時間がかかる気がします。
それでも、同じようにワインを生産している国として、
通じ合うものはあるように思います
シャンパーニュに到着して、
最初の2日間は、
大きな試飲会があったので、
参加させていただきました
一つは、Ay、
もう一つはランスの二つ星
「レクイエール」で行なわれたのですが、
どちらも、ヴァン・クレール
(瓶内二次発酵前のワイン)が
試飲できたのが、面白かったです
ベースワインがどれだけ大切か
感じ入りました
そして、今日は、研修先の
「マイヤール」の醸造家の
ニコラと、畑の植替えに行きました
Bouzyに位置する
6畝ほどの小さな区画です。
ここに、まずは、
1m20×1m10の間隔で
杭を打っていきます。
二人だけだったので、
今日は杭を打つだけで
終わってしまいました
ただ、最低でも
植樹して40年は、
ワインを造ることを考えると、
最初に丁寧に土台を作っておく事は
大切だと思います。
ニコラには、1歳になる男の子がいます
杭を植えながら、
ついニコラの息子・カミーユの
話になります
40年後、この畑からできる葡萄を
仕込んでいるのは、
きっとカミーユなんだろうなと思うと、
やはりワイン造りはいいものだなと
思いました
暑くもなく、寒くもなく、
風もあり、作業日和の一日でした
2013-04-25 01:57
スタートライン☆ [海外のワイン]
今日は、醸造のお仕事ではなく、
グレイスワインのプロモーションとして
シドニーに来ています
グレイスワインは、今、
オーストラリアに輸出しております
私の醸造家としての
始まりは、山梨にあり、
グレイスにあり、
醸造学は、
フランスで学んだものが
大きいのですが、
今でも、実地のスタートラインは
ここにありと感じている
場所があります
ハンターバレーの「Brokenwood」ワイナリーです
私は2009年の醸造期に
ここで二ヶ月働き、
PJという素晴らしいワインメーカーと出会い、
醸造の仕事がどんなものであるか、
ワインメーカーとはどのようなものであるかを
学びました
今でも、私にとっての初めの
ワインメーキングスクールです(笑)
いつもは、シドニーに来ると、
トレードや、マスタークラスで
滞在が終わってしまうのですが、
今回、一日だけハンターバレーに
行く時間をいただきました
低アルコールのハンターバレーの
辛口セミヨンに興味を持ち、
2009年に仕事をさせていただいた
Brokenwoodをもう一度訪問したいという
強い気持ちがありました
4年振りのブロークンウッドワイナリー
ブロークンウッドのフラグシップワイン
「Graveyard Vineyard」の畑
あっ壁には、
2009年の醸造スタッフの名残が
そう言えば、スシとか、サムライなどと
呼ばれていました(笑)
「アヤナは、これで
ブロークンウッドファミリーだよ」
と言ってくれた、
当時のワインメーカーのPJは
母国であるニュージーランドで
ワインを造るため、
ブロークンウッドを退社しましたが、
ブロークンウッドの醸しだす
温かい雰囲気は、変わらないまま
テイステイングさせていただいた
素晴らしいワインたち
ブロークンウッドのお隣、
テイレルズと、
Graveyardのバックヴィンテージも・・・
私の初めてのワインスクール、
初めての先生・・・
作業のやり方も、
実地の基礎も、
ここで学びました・・・
私がスニーカーで仕事をしていたら、
PJが、ワーキングブーツを
買いに連れて行ってくれ、
今でも、PJに買っていただいた靴を、
大切に履いています
とても感慨深い一日でした
ハンターバレーの雄、
ブロークンウッドと、
そのお隣のテイレルズ。
甲州を除いて、日本食で、
一番最初にあわせたいと思うワインは、
今も昔も、ハンターセミヨンです
グレイスワインのプロモーションとして
シドニーに来ています
グレイスワインは、今、
オーストラリアに輸出しております
私の醸造家としての
始まりは、山梨にあり、
グレイスにあり、
醸造学は、
フランスで学んだものが
大きいのですが、
今でも、実地のスタートラインは
ここにありと感じている
場所があります
ハンターバレーの「Brokenwood」ワイナリーです
私は2009年の醸造期に
ここで二ヶ月働き、
PJという素晴らしいワインメーカーと出会い、
醸造の仕事がどんなものであるか、
ワインメーカーとはどのようなものであるかを
学びました
今でも、私にとっての初めの
ワインメーキングスクールです(笑)
いつもは、シドニーに来ると、
トレードや、マスタークラスで
滞在が終わってしまうのですが、
今回、一日だけハンターバレーに
行く時間をいただきました
低アルコールのハンターバレーの
辛口セミヨンに興味を持ち、
2009年に仕事をさせていただいた
Brokenwoodをもう一度訪問したいという
強い気持ちがありました
4年振りのブロークンウッドワイナリー
ブロークンウッドのフラグシップワイン
「Graveyard Vineyard」の畑
あっ壁には、
2009年の醸造スタッフの名残が
そう言えば、スシとか、サムライなどと
呼ばれていました(笑)
「アヤナは、これで
ブロークンウッドファミリーだよ」
と言ってくれた、
当時のワインメーカーのPJは
母国であるニュージーランドで
ワインを造るため、
ブロークンウッドを退社しましたが、
ブロークンウッドの醸しだす
温かい雰囲気は、変わらないまま
テイステイングさせていただいた
素晴らしいワインたち
ブロークンウッドのお隣、
テイレルズと、
Graveyardのバックヴィンテージも・・・
私の初めてのワインスクール、
初めての先生・・・
作業のやり方も、
実地の基礎も、
ここで学びました・・・
私がスニーカーで仕事をしていたら、
PJが、ワーキングブーツを
買いに連れて行ってくれ、
今でも、PJに買っていただいた靴を、
大切に履いています
とても感慨深い一日でした
ハンターバレーの雄、
ブロークンウッドと、
そのお隣のテイレルズ。
甲州を除いて、日本食で、
一番最初にあわせたいと思うワインは、
今も昔も、ハンターセミヨンです
2013-04-17 18:15
サウスオーストラリアに着きました! [海外のワイン]
サウスオーストラリアに到着して
3日が経ちました
マクラレンベールにある
Tintaraワイナリーが
今週は職場です
タスマニアで収穫され、
プレスされたジュースは、
ここで発酵しています
この発酵中の果汁を
テイステイングしたとき、
何だかとても感動しました・・・
畑と、葡萄と、プレスされた果汁、
今まで自分が見てきたものと、
今、目の前にある、
テイステイングしている果汁が
リンクしたとき、
ワイン造りはやっぱりいいものだなと
つくづく感じました
たくさんのワインメーカーや
サポートがあって、
こうやって果汁がきれいに発酵していて
みんなの夢をつないで、
一つのワインになっていきますね・・・
そして、なんだか懐かしさも・・・
はるばる海を越えて、
まるで長い間会っていなかった
友達にあったような
感じでしょうか・・・
そしてもうひとつ、
今日は忘れらない出来事が・・・
二人のオーストラリア
を代表するワインメーカーと
一緒に時間を過ごしたことです
オーストラリアいちの
スパークリングワインメーカー
と呼ばれる
House of Arrasのワインメーカー、
エド・カーと、
オーストラリアで最も優れた
白ワインメーカーと言われる
Grossetのジェフェリー・グロセット
と一緒にテイステイングしたことです
「少しは甲州の役に立ったかな?」
「アヤナの期待に添えたかな?」
醸造家どうしで、
シークレットはありません。
この日のことを
生涯忘れることはないと思います
そして、いつか〝Serious ordinary Koshu"を造って、
二人の偉大なワインメーカーに
恩返しができるように、
今まで以上に努力していきたいと思います。
3日が経ちました
マクラレンベールにある
Tintaraワイナリーが
今週は職場です
タスマニアで収穫され、
プレスされたジュースは、
ここで発酵しています
この発酵中の果汁を
テイステイングしたとき、
何だかとても感動しました・・・
畑と、葡萄と、プレスされた果汁、
今まで自分が見てきたものと、
今、目の前にある、
テイステイングしている果汁が
リンクしたとき、
ワイン造りはやっぱりいいものだなと
つくづく感じました
たくさんのワインメーカーや
サポートがあって、
こうやって果汁がきれいに発酵していて
みんなの夢をつないで、
一つのワインになっていきますね・・・
そして、なんだか懐かしさも・・・
はるばる海を越えて、
まるで長い間会っていなかった
友達にあったような
感じでしょうか・・・
そしてもうひとつ、
今日は忘れらない出来事が・・・
二人のオーストラリア
を代表するワインメーカーと
一緒に時間を過ごしたことです
オーストラリアいちの
スパークリングワインメーカー
と呼ばれる
House of Arrasのワインメーカー、
エド・カーと、
オーストラリアで最も優れた
白ワインメーカーと言われる
Grossetのジェフェリー・グロセット
と一緒にテイステイングしたことです
「少しは甲州の役に立ったかな?」
「アヤナの期待に添えたかな?」
醸造家どうしで、
シークレットはありません。
この日のことを
生涯忘れることはないと思います
そして、いつか〝Serious ordinary Koshu"を造って、
二人の偉大なワインメーカーに
恩返しができるように、
今まで以上に努力していきたいと思います。
2013-04-10 19:56
南タスマニアへ、そしてサウスオーストラリアへ [海外のワイン]
イーストコーストから、
いよいよ南タスマニアへ向かいます
Swanseaという町で
まず休憩
ベリーファームで、苺の
アイスクリームを頼むと・・・
こんなに大きかった
他にも、とても美味しいコーヒーの
カフェが、Oxfordという町にも
あると聞いたのですが、
味のしっかりしたコーヒーは、
口にしないことにしているので、
ここからは、ホバートへ向けて
寄り道せずに走ります
のつもりが・・・
ついつい足を止めてしまいました。
まるで夢の中にいるみたい・・・
ホバートに着いて、
まず行ってみたかった
モナ美術館を訪ねます
オーストラリアいち有名な
モダンアートの美術館で、
コンラッド東京の支配人の
グレゴールさんも、
「タスマニアに行くならぜひ」
とおすすめしてくれた美術館です
そして、南タスマニアの
ワイナリーを訪ねました
日本でも人気の高い
「ステファノ・ルビアナ」ワイナリー
スパークリングと、
ピノノワールが気に入りました
スパークリングは、
日本へ輸入されているそうですので、
ピノノワールを購入しました
そして、Bay of Firesのワインメーカー
ピーターと合流して契約畑へ
Derwent Valleyと言われるこのワイン産地ですが、
ワイナリーにいるときから、
プレスしていて素晴らしい果汁だな
と感じるのは、ここの葡萄が多かったです。
とてもロッキーな土壌です
一緒に顆粒を味見しながら、
あとどれくらいで収穫かどうか
デイスカッションします
MV6という遅めに熟期を迎える
ピノノワールのクローン。
収穫はもうすぐ
帰り際、ピーターが
こんなことを言っていました。
「科学的でも何でもないけれど、
ポプラの色が変わり始めると、
MV6の季節だなと思うんだ」
ちょっと素敵ですよね・・・
そして、いよいよ
ホバートの空港から
サウスオーストラリアへ向かいます
いよいよ南タスマニアへ向かいます
Swanseaという町で
まず休憩
ベリーファームで、苺の
アイスクリームを頼むと・・・
こんなに大きかった
他にも、とても美味しいコーヒーの
カフェが、Oxfordという町にも
あると聞いたのですが、
味のしっかりしたコーヒーは、
口にしないことにしているので、
ここからは、ホバートへ向けて
寄り道せずに走ります
のつもりが・・・
ついつい足を止めてしまいました。
まるで夢の中にいるみたい・・・
ホバートに着いて、
まず行ってみたかった
モナ美術館を訪ねます
オーストラリアいち有名な
モダンアートの美術館で、
コンラッド東京の支配人の
グレゴールさんも、
「タスマニアに行くならぜひ」
とおすすめしてくれた美術館です
そして、南タスマニアの
ワイナリーを訪ねました
日本でも人気の高い
「ステファノ・ルビアナ」ワイナリー
スパークリングと、
ピノノワールが気に入りました
スパークリングは、
日本へ輸入されているそうですので、
ピノノワールを購入しました
そして、Bay of Firesのワインメーカー
ピーターと合流して契約畑へ
Derwent Valleyと言われるこのワイン産地ですが、
ワイナリーにいるときから、
プレスしていて素晴らしい果汁だな
と感じるのは、ここの葡萄が多かったです。
とてもロッキーな土壌です
一緒に顆粒を味見しながら、
あとどれくらいで収穫かどうか
デイスカッションします
MV6という遅めに熟期を迎える
ピノノワールのクローン。
収穫はもうすぐ
帰り際、ピーターが
こんなことを言っていました。
「科学的でも何でもないけれど、
ポプラの色が変わり始めると、
MV6の季節だなと思うんだ」
ちょっと素敵ですよね・・・
そして、いよいよ
ホバートの空港から
サウスオーストラリアへ向かいます
2013-04-08 08:53