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All about fathers [イベントのご案内]

文化の日に行われました
「日中友好ワインの集い」に
ゲスト出演をさせて頂きました[イベント]

中国のグレースヴィンヤードの
CEOジュディさんと
対談をさせて頂くとのことで、
ジュデイさんはチャイナドレスで、
私は着物を着ることに・・・

朝から甲州の仕込みが
一本あったので、
バタバタ、バタバタ・・・
慌しく山梨の自宅で着物を着て、

登山客でひしめく中、
中振袖でかいじに乗りましたよ~(笑)[新幹線]

紅葉の柄の中振は、
母のおさがりです[かわいい]
日中友好ワインイベントトーク.JPG


中国を代表するワイナリー
グレースヴィンヤードの
オーナージュデイさんと[かわいい]
日中友好ワインイベント.JPG


ワインも、日中友好になるような
厳選したアイテムを
この日に限り、用意させて頂きました[exclamation]
日中友好ワインイベントワイン.JPG


山西省に位置する
グレースヴィンヤードのワインは
全体的にスパイシーで個性的。

フラッグシップワイン
"Chairman's Reserve 2009"は
飲み頃を迎え、既にまとまっており、
果実が熟しているのか、
やや甘みを感じました。

シャルドネも樽をしっかり
使った、勝負シャルドネ。
山梨のシャルドネとは
異なる風合い・・・そこに
中国のスタイルを
感じました・・・

いまや、ワイン生産量で
世界第5位を誇る中国のワイン。

このイベントのおかげで、
今まで無知だった
中国のワインの世界に
少し近付けた気がしました[ぴかぴか(新しい)]


お客様とご一緒に・・・
お越しいただいた皆様、

恐れ多くも
お手伝い頂いた皆様、
本当にありがとうございました[ぴかぴか(新しい)]
お客様と日中友好ワインイベント.JPG


会場では、
ビアンカさんによる
中国の伝統楽器
二胡演奏も・・・

ワインでほろ酔いの自分には、
音色がとても心地よかったです[るんるん]

ビアンカさんと
少しお話させて頂いたとき、
日本語も堪能でいらっしゃる
大変美しい方で、
同世代ということも分かり、

中国の文化的な素晴らしさに
触れられて、
良いイベントだなと感じました[ぴかぴか(新しい)]
二胡演奏家.JPG


そしてジュデイとの対談・・・
日中友好ワインイベント対談.JPG


父は、ジュディと
面識があったのですが、

これまでも、偶然にもアジアで同じ
「グレイス」の名を持つこともあり
色々な場面でジュディの話は
耳にしていました。

24歳でグレースヴィンヤードの
CEOとなったこと、

ニューズウイークでは、
世界のワイン業界で
最も影響力のある女性100人に
選ばれたことなどを聞き、

醸造家の私とは、
きっと異世界の方なのだろう、
そんな風に思っていました・・・

私は24歳どころか、
正直、今この年になっても、
醸造責任者ではあっても、
ワイナリーを継ぐことは
決意できていません・・・

実際お会いしたジュディは、
強くて、美しい女性でした[ぴかぴか(新しい)]

そして、対談中最も盛り上がったのは、
お互いのお父さんのお話。

「父は、ドリーマー。
みんなが、中国でワイン業界に
参戦した父を笑ったけれど、
私は父が間違いじゃないことを
証明したかった。」

お父様、家族への愛情に
溢れていました。

同じだ、と思いました。
"All about father"
父親が大切、なんですよね・・・

偉大な父の背中は
さすったりなでたりするよりも、
追いかけて追いかけて、

小さく丸くなってきた背中に
気付いたら、
一緒に荷物を背負って

間違いではなかったと、
また背筋を伸ばして欲しい。

そんな関係でいたいと
私は思っています・・・

アジアで台頭するワイナリーには、
他にも、タイの「グランモンテ」が
ありますが、

グランモンテの女性醸造家
ニッキーもまた、
ワイナリーを開いたお父様の
力になりたくて頑張っている
おそらく、アジアで最も優秀な
女性醸造家・・・


ワインと言えば、
圧倒的にヨーロッパ。

アジアのワイナリーに生まれた
私たちは、多分、

「意外と飲める」
「なかなか美味しい」

今は、そんな言葉と
戦っていると思います。

中国でワインを造っていることは
多くの人たちが
知っている時代だけれど、
チープなイメージに苦労している、と
ジュディは言っていました。

ジュディからパワーをもらって、
とんぼ返り・・・[新幹線]

翌朝からも仕込みは
まだ続くのでした[ダッシュ(走り出すさま)]

幹事の皆様、
本当にお疲れ様でした。

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